外来種問題、途上国での農漁業を含む開発や先進国を含む農薬ほか化学物質、そして地球温暖化…。人間生活はさまざまな形で生物多様性に影響を及ぼしています。
そして日本においてはこと、大型開発事業と米軍基地による環境・自然破壊、生物多様性の破壊が目立ちます。希少生物を含む生き物ばかりか、人間の暮らしへの被害も甚大なのが特徴です。
国連生物多様性年と名古屋でのCOP10開催をうけ、いくつもの雑誌でも特集が組まれるようになってきました。テレビでも特番など組まれるようですが、国内の問題はどれだけ取り上げられるのでしょうか?新聞などの番組紹介を見る限りでは、世界の希少動物などはでてくるようですが…。注目したいところです。
容積では全世界の0.9%日本近海に、世界の14.6%もの生物種が暮らしています。その海を破壊するもののひとつ、辺野古新基地問題では、日本自然保護協会が調査の結果「日本政府がCOP10の議長国として生物多様性を壊そうといいのか」と警告しました。
調査には自然保護団体や市民ボランティアが参加しています。温暖化でも生物多様性でも、解決をしていくのはこうした市民の力です。「環サミ」事務局では、COP10に向けて「議長国日本政府へのメッセージ」カードを集めました。集めたカードは事務局で集まって英訳し、並記しました。これまでに集まった分は、COP10のNGOブースに展示します。
0 件のコメント:
コメントを投稿