日本政府が延長に反対している「京都議定書」ですが、2012年に終了する「第1約束期間」について「その後の期間」を設けると定めています。その内容として、「第1約束期間で削減目標が達成されない場合には第2約束期間に3割増で目標を持ち越す」という手続きも決められています。
京都議定書は延長も想定して決められたものでした。当時の議長国日本にはこれを守り、推進していく責任があると思います。
地球全体の、人類全体で取り組まなければならない温暖化対策。大量の温室効果ガスを排出してきた先進国のひとつである日本は、その責任を自覚して行動しなければならないはずです。やるべきことは国内の温室効果ガスの50%以上を排出する大企業の「京都議定書延長反対」の声を代弁することではなく、大幅な排出削減を実現し、世界をリードすることでしょう。
環サミがCOP16に派遣する代表団からは、日本政府の現地での発言などもリポートしたいと思っています!
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